明日からヨーロッパとアジアの映画プロデューサーが国際共同製作について一緒に学ぶワークショプ Ties That Bindの後半がシンガポールで始まります。

他の参加者の長編の脚本を英語で8本読んでクリエイティブな面とビジネスの両方の面で1週間朝から晩まで議論するタフなワークショップですが、みんなの脚本が面白いので読むのは大変だけど楽しんでいます。

今日はワークショップ開始前ですが、ハリウッド映画なんかにもアドバイスしているイギリス人の脚本の先生と面談。僕が出しているプロジェクトの構成やキャラクターやテーマについて、色々と議論しました。この先生は構成とキャラクターを重要視しており、僕が目指している映画作りと方向性が一緒なので、大変勉強になります。中々大阪では脚本について深く議論できる人がいないので、本当にありがたい。

夜は今年の4月にイタリアで開催された前半のワークショップから半年ぶりに、仲間と再会して近くのマーケットに食事へ。みんな仕事はうまくいってるかとか、プロジェクトはどうなってるとか聞いてくれるいいやつばかりです。

デンマークのプロデューサーは3年前に3人のプロデューサーで会社を製作会社を作り、最初のプロジェクトにお金が集まるまでは3人ともただ働きで頑張ったそうです。それが今ではヴェネツィアのコンペに作品を送り出すヨーロッパでも注目される会社に成長しています。彼のアドバイスは大阪に編集室とサウンドスタジオを作ればレンタルで貸し出せるし、自分の作品でも使えると。カラーグレーディングのスタジオは投資金額が大きすぎて機材もすぐに新しいのが出るから難しいと。

とりあえず最初にいいプロジェクトを固めてお金が集まるまで我慢すれば絶対うまくいくと言ってくれました。

イギリスのプロデューサーは数千万円で作った低予算ホラーが製作費の3倍の値段でネット配信の会社に売れたそうです。有名なキャストが出ていないので大手の配給会社は相手にしてくれなかったそうですが、アートハウスホラーという明確なジャンルが売れたポイントだそう。

最近日本の映画はあまり聞かないけどなんで?みんな昔みたいに日本の面白い映画を期待しているから、まだまだチャンスはあるよと言ってくれます。

ワークショップが始まる前から刺激が多すぎる一日でした。

harakiri films
今井太郎