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ハラキリフィルムズ

Rotterdam Lab 参加

 しばらくかなり忙しくブログ書けてなかったのですが、パリからルクセンブルクへ向かうバスの中で久々に書いています。仕事での出張とはいえ、たまにはこういう時間もいいですね。参加したRotterdam Labでも、どんなに忙しくても休みは必ず取れと言われました。

そのRotterdam Labが何かと言うと、ロッテルダム映画祭期間中に、世界中から60人の若手プロデューサーを集めて、色んな事を教えてくれるプロデューサー養成ワークショップなのです。映像産業振興機構 VIPO から推薦して頂き、参加してきました。

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初日は自己紹介。60人参加者がいるのですが、1人2分ずつ、30人に2時間かけて自己紹介しました。さすがに60人全員は名前覚えれないだろうなと思いつつ…

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最初の講義はピッチの練習。映画祭やエレベーターで出会った人に5分で自己紹介や企画のピッチをするという設定で、練習も準備もなしでピッチさせられました。去年Busan Asian Film Schoolで3ヶ月ピッチの練習をして、Talents Tokyoでも練習したのに、全然ダメ。一方、欧米や南米の参加者はすらすらと分かりやすく喋ってる。アジアではピッチがうまい人があまりいないのに、この実力の差には驚きました。同じ人間でも人種によってうまい下手がこうもはっきりとするものなんだろうか。 

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2日目以降は ストーリーテリング、ファイナンス、ポスプロ、コミュニケーション、共同製作、マーケティング、会社経営等についての講義で、他のワークショップで学んだ事が多かったので、復習プラス新たな発見という感じで5日間のプログラムを無事終えました。

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 でもこういったワークショップの醍醐味はやはり人との出会いです。僕も以前に参加したTies That BindやBusan Asian Film Schoolで出会った仲間と一緒に仕事しているし、それ以上にかけがえのない人生の友達になっています。今回のRotterdam Labは今まであまり出会う機会のなかったヨーロッパ、アフリカ、中東、北米、南米の若手プロデューサーと知り合えたので、またここから何かが生まれると思います。

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去年Talents Tokyoで発表した塚田万理奈監督の「刻」は6〜10年かけて16mmフィルムで撮影するという企画なのですが、最後のシーンはブエノスアイレスで撮影する事になっています。ロッテルダムで出会ったアルゼンチンのプロデューサーとは10年後ブエノスアイレスで会おうと約束しました(笑)。

アルゼンチンのプロデューサー  Eugenia。チェ・ゲバラの遠い親戚らしい。

アルゼンチンのプロデューサー  Eugenia。チェ・ゲバラの遠い親戚らしい。

Labの最終日はお決まりのパーティーという事でこんな感じになりました。

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映画はあまり観る時間がなかったのですが、映画祭の雰囲気の写真もちょっとだけ掲載しときます。 

 

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ちなみにKavich Neang監督のドキュメンタリー「Last Night I Saw You Smiling」はかなり良かった。 

ちなみにKavich Neang監督のドキュメンタリー「Last Night I Saw You Smiling」はかなり良かった。 

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といった感じの初めてのロッテルダムでしたが、こんな素晴らしいワークショップに推薦してくれたVIPOの皆様、本当にありがとうございました。この経験を活かして、日本のインディーズ映画を盛り上げていきたいと思います! 

『見栄を張る』 6/15〜 和歌山公開!

6月9日より大阪での公開が始まった『見栄を張る』ですが、6月15日より遂にロケ地の和歌山で公開が始まります!

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和歌山ロケ長編映画『見栄を張る』

監督:藤村明世
主演:久保陽香

6/15(金)〜6/28(木) @ ジストシネマ和歌山

上映スケジュール

6/15(金)〜6/16(土)  19:00〜
6/17(日)                   9:40〜
6/18(月)〜6/21(木)   9:40〜 / 19:00〜
6/22(金)〜6/28(木)  未定

ジストシネマ和歌山
http://www.o-entertainment.co.jp/xyst_cinema/wakayama/schedule.html

 

この映画は2015年12月下旬〜2016年1月頭にかけて撮影したのですが、とあるご縁があり、殆どのシーンを海南市、紀美野町、有田川町で撮影しました。

撮影中は海南市、紀美野町、有田川町の皆さまに大変お世話になり、地元の皆さまと一緒に作り上げた映画だと思っています。お世話になった皆さまのご期待に応える為、海外の映画祭で上映したり日本全国で公開して和歌山の風景や人々の美しさを多くの人に観てもらいたいと思い、今まで頑張ってまいりましたが、ジストシネマという大きな映画館での上映という形で戻って来れて作り手としてこんなに嬉しい事はありません。

書きたい事はたくさんあるのですが、15日と16日は藤村監督の舞台挨拶もありますので、劇場にお越し頂き、監督の声を聞いて頂ければと思っております。

そして、和歌山公開を記念して、14日と17日にはこんなイベントも開催します!

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下北沢トリウッドでも17日まで、大阪のシネ・ヌーヴォでは29日まで引き続き上映してますので、お越し頂ければ嬉しいです!

下北沢トリウッド
http://tollywood.jp/tt.html

シネ・ヌーヴォ
http://www.cinenouveau.com/schedule/schedule1.html

この映画は撮影当時25歳の女性が監督した28歳の女性の物語です。藤村明世監督は是枝裕和氏プロデュースの『十年 Ten Years Japan』の監督の一人に選ばれた注目の若手女性監督です。ぜひ、若い女性に観ていただきたい映画です。

和歌山での公開をきっかけに今まで以上に多くの人に届く事を願っています!

『見栄を張る』プロデューサー
今井太郎

『見栄を張る』6/9〜大阪公開!

こんにちは、harakiri filmsの今井太郎です。Busan Asian Film Schoolの1学期目が終わり、夏休みで一旦大阪に戻っています。

そしてタイミングよく、『見栄を張る』が6月9日より大阪で公開されます!

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藤村明世監督長編デビュー作『見栄を張る』

主演:久保陽香

6/9〜6/15の上映スケジュール
シネ・ヌーヴォ 18:30〜20:05

6/16〜6/22の上映スケジュール
シネ・ヌーヴォX 13:30〜15:05

6/23〜6/29の上映スケジュール
シネ・ヌーヴォX 17:00〜18:35

 

シネ・ヌーヴォ
http://www.cinenouveau.com/sakuhin/miewoharu.html

 

この映画は第12回CO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪)の助成作品であり、たくさんの大阪のスタッフとキャストに支えられて出来上がりました。特に藤村監督は東京在住で大阪に知り合いが全くいなかったので、彼女にとって大きなチャレンジになりましたが、やっとお世話になった大阪の皆さんに大きなスクリーンで作品を観てもらえる機会がやってきました。

大阪では2016年の第11回大阪アジアン映画祭でも上映させて頂きましたが、その時見逃した人も、一度観た人も、この機械に観に来て頂きたいです。

3月18日からのユーロスペースと横浜シネマリンでの公開は藤村監督、主演の久保陽香さん始め、宣伝の平井さん、配給の太秦さん、劇場の皆様、東京方面のスタッフのみんな、出演者のみんな、沢山の人のご協力もあり、この規模の映画としては奇跡的なヒットになりました。ユーロスペースでは当初2週間の予定でしたが、1週間延長して頂き、5/26からは下北沢トリウッドでリバイバル上映もして頂いています。

私は釜山の学校に行っていた為、東京の劇場には足を運べませんでしたが、Twitter、Instagram、Facebook、Filmarks等でびっくりする位多くの反響を目の当たりにしていました。

シネ・ヌーヴォには私の住居から近いですので、今回は私も自転車で劇場に顔を出すつもりです。

シネ・ヌーヴォは大阪在住の映画関係者にとって憧れの映画館であり、シネ・ヌーヴォで公開ができるのは、大変嬉しい限りです。ちなみに撮影前から大阪での公開はシネ・ヌーヴォでしたいと思っていました!

大阪での公開も大成功にする為に、大阪の皆さんにもTwitter等で拡散しまくって頂けるとありがたいです。

ハッシュタグ #見栄を張る でお願いします!

この映画が成功するという事は、藤村監督やプロデューサーの私だけでなく、大阪のインディーズの映画制作者にとって大きな意味のある事だと思っています。一つ成功事例ができると、大阪のインディーズ映画シーンがもっともっと盛り上がると信じています。
 

Filmarksでもたくさんのレビューを頂いています!
https://filmarks.com/movies/67470

そして今年のカンヌ映画祭で『万引き家族』がパルム・ドール受賞の是枝裕和監督からもコメントを頂いています。
http://cinefil.tokyo/_ct/17151145

藤村明世監督は是枝裕和エグゼクティブプロデューサーのオムニバス映画『十年 Ten years Japan』の一話『その空気は見えない』(池脇千鶴主演)の監督もしています。
https://www.fashion-press.net/news/39506


私も是枝監督とはカンヌの中華料理屋さんで偶然お会いしたのですが、私の通っている釜山の学校には去年見学に行ったらしく、頑張れと言ってくれて、大変嬉しかったです。

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シネ・ヌーヴォでの上映は6/9〜6/15、シネ・ヌーヴォXでの上映は6/16〜6/29となりますが、シネ・ヌーヴォの方がヌーヴォXよりスクリーンが大きいですので、ぜひ最初の週にシネ・ヌーヴォにお越し下さい。最初の週が毎日満席になれば、翌週からも大きなスクリーンでの上映になるかもしれません!

老若男女楽しめる映画ですが、特に何かにくすぶっている若い女性に観て頂きたい映画です。

映画はお客さんに観て頂いて初めて意味があるものですので、皆さんのお力をどうかお貸しください。よろしくお願いします!

 

『見栄を張る』プロデューサー 

今井太郎

カンヌに行ってきました!

釜山に来てからもうすぐ3ヶ月になります。普段の仕事に加えて、学校での勉強が加わり、『あなたの宇宙は大丈夫ですか』の大阪アジアン映画祭での上映や、『見栄を張る』の劇場公開もあったのでかなり忙しかったのですが、その間にイタリアのFar East Film Festival、 韓国の全州映画祭、そしてカンヌ映画祭に行ってきました。

今回、カンヌに行くきっかけとなったのは、フィリピンのSheron Dayoc監督と進めている企画『My Name is Laila』がCannes Producers NetworkでのSpotlight on the Philippinesというイベントに招待されたからです。 

主な目的は『My Name is Laila』の資金集めでしたが、ついでにMikhail Red監督との企画『Quantum Suicide』、宮崎大祐監督との日比合作企画『あわれみ』、Li Huiyi監督との企画『Keep Me in the Sun』、16ヶ国から集まった21人の若手プロデューサーが作るAFiS短編プロジェクトの売り込みもしてきました。

時間がないのであまり詳しく書けませんが、一番嬉しかったのは、去年と今年ウーディネで偶然出会ったCristina Massaro監督が『見栄を張る』を気に入ってくれたらしく、わざわざ手作りの一冊の企画書をカンヌまで持ってきてくれた事です。

いい企画がたくさん増えて来ているのですが、まずは来年、Mikhail Red監督のSFスリラー『Quantum Suicide』を大阪で撮影したいと思っています!

打ち合わせで忙しく僕は観れなかったのですが、 今年のカンヌで一番評判が高かったのは、Bi Gan監督の3Dアートハウス中国映画『Long Day’s Journey into Night』。可能性は低いと思うけど、富川でも上映して欲しい!

それにしても全州で観たHu Bo監督の『An Elephant Sitting Still』も衝撃的だったし、ここに来て中国の若手監督が台頭してきているのを感じます。

 最後に、カンヌで再会した友達の写真、掲載しておきます!

 

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『見栄を張る』劇場公開スタート!

こんにちは、harakiri filmsの今井太郎です。釜山に来てインフルエンザにかかったり、学校も始まったばかりでばたばたしていたので、告知が遅れてしまったのですが、3/24から僕がプロデュースした『見栄を張る』の劇場公開が始まりました!

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藤村明世監督長編デビュー作『見栄を張る』

主演:久保陽香

3/24〜3/30の上映スケジュール
横浜シネマリン 17:20〜
ユーロスペース 19:30〜

3/31〜4/6の上映スケジュール
横浜シネマリン 16:30〜
ユーロスペース 19:30〜(4/1のみ18:00〜)

横浜シネマリン
https://cinemarine.co.jp/to-prosper/

ユーロスペース
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000243

この作品は2年以上前に、藤村明世監督始めスタッフと出演者と和歌山の皆さんと一緒に一生懸命作った思い入れのある作品です。藤村監督がCO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪)からもらった助成金で作った映画なのですが、助成金だけでは作れる作品ではなかったので、クラウドファンディングでたくさんの人々にご協力頂き、藤村監督と僕自身もお金を借りたりして作り上げました。

僕は3年前に会社を辞め、インディペンデントの映画プロデューサーとして食っていこうと決めたのですが、すぐにこの企画にめぐりあえて本当によかったと思っています。その後経済的にはかなり厳しい状況が続いているのですが、色々な人に助けられてきました。そして、精神的に頑張って来れたのは、みんなで作ったこの作品を世界中の映画祭に出品して、全国劇場公開を実現させたいという強い思いがあったからだと思います。

藤村監督の強い意思にも支えられてきました。最近はたくさんの若い監督とお付き合いさせて頂いていますが、藤村監督のやると決めた事はやりとげる意思の強さは、僕の知っている監督の中では一番だと思います。この監督はこれからもっと大きな舞台で活躍していくでしょう。

という僕にとってはかなり思い入れの強い作品なのですが、観て頂いたお客さんからTwitter等でたくさんの反響を頂いています。ぜひ、もっと多くのお客さんに劇場で観て頂きたい映画です。横浜シネマリンとユーロスペースは4/6までですが、毎日満席になる位お客さんが来て頂ければ、もっとたくさんの劇場で公開できて、全国の皆さんにも観て頂けると期待しています。

Filmarksでもたくさんのレビューを頂いています!
https://filmarks.com/movies/67470

 そして是枝裕和監督からもコメントを頂きました!

 http://cinefil.tokyo/_ct/17151145

 是枝裕和監督は20年ほど前に「幻の光」を観てからずっと大ファンで、今でも一番好きな邦画は何か聞かれたら「幻の光」と答えてます。そんな是枝監督からコメントを頂けたのは感慨深いです。

この規模の自主制作映画で制作費を回収するのはほぼ不可能なほどハードルが高いのですが、何としてでも成功させて新しい成功事例を作りたいと本気で考えています。この映画が成功すれば、また次の作品に投資できるので、もっとこれからも面白いオリジナル作品を皆さんにお届けできるようになります。持続的に面白い作品を作り続ければ、日本のインディペンデント映画業界の発展につながると信じています。

本来であれば劇場に毎日足を運んでお客さんにご挨拶すべきなのですが、今後の活動の為に釜山のAsian Film Schoolという学校に留学中でビザの関係で一時帰国が出来ません。皆さんには毎日劇場に来て頂けたらうれしいのですが(笑)、ご家族やお友達に猛烈プッシュして頂いたり、TwitterでツイートとRTしまくって頂いたり、FIlmarksにレビュー書いて頂いたりすると絶対大きな原動力になるので、強くお願いしたいと思います。

ぜひ、劇場に足を運んでください!皆さんの期待は裏切りません。老若男女、赤ちゃんからひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんまで楽しめる映画ですが、特に何かにくすぶっている若い女性に観て頂きたい映画です。

映画はお客さんに観て頂いて初めて意味があるものですので、皆さんのお力をどうかお貸しください。よろしくお願いします!

 

『見栄を張る』プロデューサー 

今井太郎