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国際共同製作

カンヌに行ってきました!

釜山に来てからもうすぐ3ヶ月になります。普段の仕事に加えて、学校での勉強が加わり、『あなたの宇宙は大丈夫ですか』の大阪アジアン映画祭での上映や、『見栄を張る』の劇場公開もあったのでかなり忙しかったのですが、その間にイタリアのFar East Film Festival、 韓国の全州映画祭、そしてカンヌ映画祭に行ってきました。

今回、カンヌに行くきっかけとなったのは、フィリピンのSheron Dayoc監督と進めている企画『My Name is Laila』がCannes Producers NetworkでのSpotlight on the Philippinesというイベントに招待されたからです。 

主な目的は『My Name is Laila』の資金集めでしたが、ついでにMikhail Red監督との企画『Quantum Suicide』、宮崎大祐監督との日比合作企画『あわれみ』、Li Huiyi監督との企画『Keep Me in the Sun』、16ヶ国から集まった21人の若手プロデューサーが作るAFiS短編プロジェクトの売り込みもしてきました。

時間がないのであまり詳しく書けませんが、一番嬉しかったのは、去年と今年ウーディネで偶然出会ったCristina Massaro監督が『見栄を張る』を気に入ってくれたらしく、わざわざ手作りの一冊の企画書をカンヌまで持ってきてくれた事です。

いい企画がたくさん増えて来ているのですが、まずは来年、Mikhail Red監督のSFスリラー『Quantum Suicide』を大阪で撮影したいと思っています!

打ち合わせで忙しく僕は観れなかったのですが、 今年のカンヌで一番評判が高かったのは、Bi Gan監督の3Dアートハウス中国映画『Long Day’s Journey into Night』。可能性は低いと思うけど、富川でも上映して欲しい!

それにしても全州で観たHu Bo監督の『An Elephant Sitting Still』も衝撃的だったし、ここに来て中国の若手監督が台頭してきているのを感じます。

 最後に、カンヌで再会した友達の写真、掲載しておきます!

 

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やっぱりイタリア大好き

1年ぶりにイタリアに行ってきました。行く度にもうしばらく来ないかなと思うのですが、イタリアには何かと縁があるようです。

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今回の目的はミラノで高級シーツの商談と、ウーディネのFar East Film Festivalで企画の売り込みと、『見栄を張る』が上映されたヴィチェンツァのWorking Title Film Festival参加です。 

色々とありましたが、大雑把に言うと、イタリアは飯が旨い、人間が陽気、そして女の子が可愛いという事です(笑)

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しかしこの旅で一番心に残ったのは、Working Title Film Festivalで受賞した事よりも、ウーディネでフランスのセールスエージェント兼プロデューサーに「お前の持ってくる企画は予算が小さすぎる」と言われた事でした。

そのプロデューサーと会うのは2回目ですが、準備した資料に自己紹介として「大阪のマイクロバジェットプロデューサー」と書いたのですが、今度会う時にこんな事書いてたらもうお前とは会わないと言われました… 欲がなさ過ぎるそうです。こんな低レベルな奴と会う時間がもったいないという感じがヒシヒシと伝わってきて、ミーティングの後半はほぼ沈黙で彼は忙しそうにメールを見ていました。

彼はカンヌやベルリンに毎年作品を送り込んでいるフランスでもトップクラスのセールスエージェントなのですが、製作費としては低予算だとしても1億円前後をイメージしています。一方、僕の企画は爪を伸ばして1千万円前後を想定しています。 

このギャップが大きい!

ヨーロッパではカンヌを目指すような作品は政府の助成金をもらって、1億円とかの製作費にしてプロデューサーは製作費から会社をやっていけるだけの最低限のギャラをもらうのが普通のようです。一方、日本のインディペンデント映画は製作費を出来るだけ抑えて、プロデューサーは作品を何とか売って次に繋がるように少しでも儲けようと考えるものだと思います。

と僕は考えているのですが、Far East Film Festivalにパネリストとして呼ばれていたオフィス北野の市山さんに幸運にもお話をお聞きする事が出来ました。 

市山さんも、国際共同制作となると、予算はそれなりに大きくなる。問題はヨーロッパからそれなりの助成金をもらっても、そういった助成金のほとんどはポスプロ等でヨーロッパで消費せねばならず、 残りの日本で消費する大きな予算を集めるのが至難の技であると言っていました。

ヨーロッパはインディペンデントでも大きい予算を期待しているけど、日本はインディペンデントでは大きい予算は現実的ではないという事なのかなと思います。 

そういったヨーロッパと日本のギャップでうまく立ち振る舞っているのは、是枝監督や、河瀬監督や、黒澤監督といったスター監督のみのようですが、やりようによっては他の若手の監督にもまだまだチャンスはあると思います。

では僕たちはどうすればいいかというと、僕なりの考えは、日本の若手の監督やプロデューサーがもっと交流して、いい企画を作る事だと思います。今アジアで一番勢いのあるフィリピン勢は、監督やプロデューサーが積極的に交流して、いい流れを作っている感じがします。

後はやる気だと思います。東南アジアの監督やプロデューサーは現実的にカンヌやオスカーを目指しているし、それなりの努力をしています。日本人の若手はどちらかというと、評論家タイプになりがちで、批評はするけど本気でカンヌやオスカーを目指している人が少ない気がします。

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次は大きな企画考えます!

harakiri films 今井太郎 

Ties That Bind レポート②

もう終わってから1ヶ月以上経ってしまいましたが、12/5〜12/9にシンガポールで開催された国際共同製作ワークショップTies That Bindのレポート第二弾です!

ワークショップでは主に脚本の企画開発とファイナンスについて勉強したのですが、まずは脚本から。今回はアジアとヨーロッパから集まった15人のプロデューサーのうち、10人が企画を持って参加しており、それぞれの脚本またはトリートメントについて、伝説のClare Downs先生から個別の指導を受けました。そして、10人の脚本またはトリートメントを参加者全員が事前に読み、グループワークで熱い議論を交わしました。

授業の様子です。

授業の様子です。

プロデューサーが脚本の指導を受け、皆で議論しあえるこのプログラムがTies That Bindで一番有意義だったと思います。それぞれの国の文化を知ることができるし、企画によって予算は様々だけど、皆同じような脚本の壁にぶつかっていたりして、議論することによって皆がより深く理解しあえ、皆がFilmmakerとして、人として成長できる場だったと思います。

欧米では時代や場所や先生によって違えど、根本的な部分は同じ脚本の理論が確立していて、その理論に基づいて主に構成とキャラクターについて議論します。僕自身、映画は脚本が一番重要だと信じているので、監督や脚本家ではなくプロデューサーのワークショップで脚本について深く議論するのは大きな意味があると思いました。

例えば、フランスの助成金に関しては、選考で一番重要なのは脚本だそうですが、アジアから応募される企画は脚本が弱いので、いい脚本さえあれば選ばれるチャンスは大きいそうです。一方、南米からの応募は脚本のレベルが高いので、競争率もかなり高いそうです。ちなみに日本からの応募はカンヌで上映されるような名監督からの応募しかないらしいのですが、脚本さえよければ若手にもチャンスはあると言っていました。但し、条件としてフランスにパートナーのプロデューサーがいないと応募できませんが。

アジアの投資家との商談でもやはり脚本が一番重要だと感じました。アジアの場合、多様な国があって、プロデューサーのビジネスモデルも様々なので、投資家によって求めるものは違いますが、そこで原作がどうかとか、誰が出てるとか、どういうジャンルかとか売れる要素を考えすぎると、国や文化で違いすぎるので複雑になるだけだと思います。個人的には脚本の芯の部分がよければ、時代や文化は関係なく普遍的に面白いものは面白いってなると思っています。

ワークショップと同時期に開催されていたSoutheast Asian Film Financing Project Marketにて次回作の売り込みもさせてもらいました。

ワークショップと同時期に開催されていたSoutheast Asian Film Financing Project Marketにて次回作の売り込みもさせてもらいました。

僕たちの低予算映画では、マーケットが日本だけだと利益を出すどころか、制作費の回収すらする事はほぼ不可能だと思っています。ですので日本だけでなく海外のマーケットも視野に入れて映画を作っていきたいのですが、主戦場は英語圏や中国語圏のネットのプラットフォームになると思います。

日本の商業映画では日本というマーケットが明確なので、既にファンのいる原作、人気のある俳優、売れそうな要素、今の時代がどうのこうの等、企画を外から埋めていく事が成り立ちます。一方、僕たちは世界のニッチな映画マニアを相手にする事になるので、監督や脚本家が本当に書きたいもの、作りたいものを内から外に展開して行って、監督、脚本家、役者の個性の強い作品作りをして、それに見合ったマーケティングをすれば、長期的に儲かるビジネスモデルができるのではと思います。

てことで harakiri films はこれからもっとクレイジーで売れる作品を作っていこうと思います。今年も harakiri films を宜しくお願いします!

今井太郎

Ties That Bind レポート①

12/5~12/9にシンガポールで開催されたTies That Bindという映画の国際共同製作のワークショップに参加してきました。これはEAVE(European Audiovisual Entrepreneurs)というヨーロッパのプロデューサーのネットワークが主催で、今年の4月にイタリアのウーディネで前半が行われ、今回が後半のワークショップでした。

このワークショップにはヨーロッパとアジアのプロデューサーが15人参加し、それぞれのプロジェクトについて脚本とファイナンスの面で議論し、さらに業界のプロから様々なアドバイスがもらえます。

今回参加した同期のプロデューサーは20代〜50代までいて、国籍も様々ですが、カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアに作品を出品しているプロデューサーもいれば、ハリウッドに作品を売っているプロデューサーもいたりと超ハイレベルです。そんな仲間と朝から晩まで一緒に議論するだけでも創造意欲がかなり掻き立てられるのですが、アドバイザー陣もヨーロッパのトップセールスエージェントや、有名な脚本の先生や、元ヴェネツィア映画祭のディレクター等、普通では出会えないメンツばかりで、かなり刺激的でした。

僕は過去10年間一般企業でサラリーマンをしていたので、他の同年代の映画関係者に10年遅れをとってると思っていましたが、普通に映画業界に入っていたらこんな素晴らしいワークショップに参加できてなかったと思うので、遠回りした甲斐があったと今は思っています。Ties That Bindを紹介してくれたドンちゃん、推薦してくれた小野さん、本当にありがとうございます。

勉強した事がたくさんありすぎて何から書こうかと迷うのですが、まずは最後にみんなで撮った集合写真から。

Ties That Bind 2016の生徒と先生たち

Ties That Bind 2016の生徒と先生たち

なぜこの写真かというと、ここに写っているみんなが、僕が今まで活動していた小さな世界で出会った誰よりも、クリエイティブで、ビジネスセンスもあり、努力家で、映画に対する情熱を持っているからです。先月パリに行って出会った福永壮志さん、半野喜弘さん、そして今月シンガポールで再開したTies That Bindのみんなには今までの人生で一番大きな刺激をもらいました。

こうやって凄い人達と一緒にいると、不思議と人間や文化というものが今までと違った目線で見えてくるようになります。例えば、シンガポールで映画仲間と過ごした時間は鮮明に記憶に焼き付いているのですが、シンガポールという街自体には何も感じないのです。むしろ、あの高層ビル群やそこに住んでる人々がむなしく見えてきます。帰りに東京に立ち寄った時も同じ感覚を覚えました。一体この巨大な街とそこに群がる人々は何なんだろうと。

特に朝のラッシュ時に電車に乗って羽田空港に向かった時は、朝から満員電車で眠たそうにギュウギュウ詰めになって会社へ行くサラリーマン達の虚しさが今まで以上に感じました。僕自身去年までサラリーマンをやっていたので、彼らの気持ちもよく分かるのですが…

去年までの7年間、僕はキャピタリズムの象徴みたいな巨大な総合商社で働いていました。社員の原動力は「面白い映画を作りたい!」とか「うまいラーメンを作りたい!」とかではなく、プライド、競争、お金、女にモテるといった実態のよくわからない何かだったと思います。僕のいた繊維の分野は日本国内では成長していない市場なので、他社との潰し合いの世界でした。そこで競争に勝つという事は、反対に誰かが苦しんでいるという事であって、しかも他人を苦しめた挙句、社会には何の貢献もしていないという世界だったと思います。

サラリーマンである以上、競争に勝ってもそんなに給料が上がるわけでもないのに、一体何のためにみんなそんな頑張っているんだという思いはずっとありました。もしかしたら、競争に勝った後の希望よりも、競争に負けた時の恐怖心からみんな頑張っているのかも知れません。

そんな虚無感がシンガポールから帰ってきてから今まで以上に大きく感じるようになりました。日本の大多数の会社員は大学を卒業して会社に入って給料をもらって生きて行く事が常識であって現実であると信じていますが、実は真実は真逆で日本の政治や経済や会社というものがいかに実態のない空虚なものかという事に皆気づいていない事が、キャピタリズムの終焉を感じさせます。

サラリーマンの頃にはそれなりに社会人としてたくさんの事を勉強してきたと思っていましたが、世界の映画関係者や文化人に会って、今まで以上に映画を観たり本を読む時間も増えると、今まで勉強してきた事がいかに浅はかで、表面だけの空虚な世界で勘違いして生きてきたかという事が分かるようになりました。なぜなら、Ties That Bindで出会ったような本当に自分のやりたい事に真剣な人は、ちゃんと自分を理解し、ちゃんと現実に向き合っていて、真実の世界で生きているからです。

ちなみに僕のいた会社はいい会社で、そこで働いている人たちもいい人ばかりです。僕も大変お世話になりました。問題は会社じゃなくて、今の社会と日本人の心理だと思います。

シンガポールや東京だけでなく、今の世界は、特に先進国の大都市はビルや物や人には溢れていますが、実態は空っぽであり、大企業は空っぽであり、人間も空っぽであり、そこで作られる映画も空っぽになってきています。僕は邦画はあまり観ない方ですが、今年観た話題作でいうと『君の名は。』は特に空っぽでした。面白そうな出来事を並べているだけで、人間の真実を描いていない空っぽの映画だと僕は感じました。劇場で泣いている人たちを観ると、自分の感性がおかしいのかなとも思いますが…

僕自身もつい最近まで何も見えてなかったし、まだまだ見えてない事もたくさんあると思いますが、若い監督達と話していると、人間や出来事を真の意味合いでなく、表面の覆いかぶさった部分でしか見ていない感じがします。特に今の日本の20代の若者は成長しきった社会で生まれ、平和な時代に育った親に育てられ、学校や会社や社会ではルールに従う事が常識とされ、さらにチャンネル数が限られたテレビという狭い世界の影響を大きく受けて育っているので、みんなが多様性のない空っぽの人間になるのも仕方ない気がします。

そして、そんな空っぽの社会で、空っぽの観客に対して、空っぽの監督が映画を作れば、当然空っぽの映画ができてしまいます。東宝のような大企業でサラリーマンのプロデューサーが日本映画を牛耳っている限りは、日本から本当に面白い映画はなかなか生まれないかもしれません。しかも今のやり方では他の産業と同じで小さな市場での潰し合いになるだけで、将来は危ない事は目に見えています。例えば東宝がインディペンデント映画専門の子会社を作り、商業映画で儲けたお金の少しでもインディペンデント映画に投資し、新しい人材の発掘や世界の市場で戦える映画作りでもしたら将来は見えてくるかもしれません。

商業主義の考え方で映画を作ったり、評論家やメディアがヒットの要素を分析したりする考え方は、遅かれ早かれ行き詰まると思います。僕は空っぽの映画ではなく、キャラクターのしゃべっている事の本当の意味、写っている映像の本当の意味を追求する中身のある映画を作っていきたいですし、中身のある人間と付き合っていきたいです。

長々と「何が言いたいんだ!」と思われたかも知れませんが、文章を簡潔にまとめるって難しいですね!Ties That Bindでは脚本の構築の仕方、予算計画、ヨーロッパの助成金へのアプローチ、アジアの投資家へのアプローチ、セールスエージェントへの売り込み方、Netflix等のこれからのネット時代の考察等、具体的な事をたくさん勉強したので、これから書いていこうと思うのですが、一番勉強になったのはザクッとした精神論的なことでした。

もっと頑張るぞ!

harakiri films 今井太郎

国際共同製作映画のワークショップ

明日からヨーロッパとアジアの映画プロデューサーが国際共同製作について一緒に学ぶワークショプ Ties That Bindの後半がシンガポールで始まります。

他の参加者の長編の脚本を英語で8本読んでクリエイティブな面とビジネスの両方の面で1週間朝から晩まで議論するタフなワークショップですが、みんなの脚本が面白いので読むのは大変だけど楽しんでいます。

今日はワークショップ開始前ですが、ハリウッド映画なんかにもアドバイスしているイギリス人の脚本の先生と面談。僕が出しているプロジェクトの構成やキャラクターやテーマについて、色々と議論しました。この先生は構成とキャラクターを重要視しており、僕が目指している映画作りと方向性が一緒なので、大変勉強になります。中々大阪では脚本について深く議論できる人がいないので、本当にありがたい。

夜は今年の4月にイタリアで開催された前半のワークショップから半年ぶりに、仲間と再会して近くのマーケットに食事へ。みんな仕事はうまくいってるかとか、プロジェクトはどうなってるとか聞いてくれるいいやつばかりです。

デンマークのプロデューサーは3年前に3人のプロデューサーで会社を製作会社を作り、最初のプロジェクトにお金が集まるまでは3人ともただ働きで頑張ったそうです。それが今ではヴェネツィアのコンペに作品を送り出すヨーロッパでも注目される会社に成長しています。彼のアドバイスは大阪に編集室とサウンドスタジオを作ればレンタルで貸し出せるし、自分の作品でも使えると。カラーグレーディングのスタジオは投資金額が大きすぎて機材もすぐに新しいのが出るから難しいと。

とりあえず最初にいいプロジェクトを固めてお金が集まるまで我慢すれば絶対うまくいくと言ってくれました。

イギリスのプロデューサーは数千万円で作った低予算ホラーが製作費の3倍の値段でネット配信の会社に売れたそうです。有名なキャストが出ていないので大手の配給会社は相手にしてくれなかったそうですが、アートハウスホラーという明確なジャンルが売れたポイントだそう。

最近日本の映画はあまり聞かないけどなんで?みんな昔みたいに日本の面白い映画を期待しているから、まだまだチャンスはあるよと言ってくれます。

ワークショップが始まる前から刺激が多すぎる一日でした。

harakiri films
今井太郎

堀春菜主演 & 辻凪子出演で日韓合作映画を大阪で撮影中!

 実はもう今日か明日クランクアップなのですが(笑)、こんなプレスリリースを作ってみました。たくさん記事にしてもらえるといいな^_^ プレスリリースをちゃんと作るの初めてなので、あかんとことか指摘してくれると嬉しいです!

 

2016年10月27日(木)

報道関係各位

harakiri films

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ベク・ジェホ監督「あなたの宇宙は大丈夫ですか?(仮)」が大阪で撮影開始

- カンドゥ&堀春菜主演 日韓共同制作音楽映画 -

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音楽をテーマとした日韓共同制作の劇映画「あなたの宇宙は大丈夫ですか?(仮)」が10月5日に大阪でクランクインしました。10月28日まで大阪で撮影予定で、その後韓国での撮影が少しあります。監督のベク・ジェホと主演のカンドゥは韓国人ですが、舞台は大阪でヒロインとして堀春菜を迎え、ほぼ全編日本語での作品となります。来年2月頃の完成を予定しており、その後釜山国際映画祭や各国の映画祭に応募し、日韓で試写会&出演者によるコンサートを開催した後、秋以降に日韓での一般劇場公開を目指します。

 

■ベク・ジェホ監督「あなたの宇宙は大丈夫ですか?(仮)」

https://www.facebook.com/あなたの宇宙は大丈夫ですか-1606285286334772

https://motion-gallery.net/projects/onajisoranoshitade  (10/29以降閲覧可能)

 

【ストーリー】

韓国の会社員ウジュは、出張先の大阪で、船舶事故で行方不明になっている先輩のデジョンらしき人物を見かける。サラリーマンとしての自分に疑問を抱いていたウジュは、ミュージシャンとして世界を旅すると熱く語っていたデジョンと、夢を追いかけていた子供の頃の自分を思い出し、会社を辞める決意をする。大阪でデジョン探しを続けるウジュは、バーでギターの練習をするはるなと出会う。はるなの両親は全国を周るギターデュオだったが、ツアー中の震災で母を亡くし、それ以降父はギターを触らなくなっていた。そんなはるなを見てウジュは、はるなと一度限りのデュオを。結成し、はるなの父にライブを見てもらおうと計画する。

 

【監督】ベク・ジェホ(Baek Jae-Ho)

34歳の若手監督。東国大学で演劇を勉強し、俳優やプロデューサーとして活躍。初監督作の「We Will Be OK」が第19回釜山国際映画祭に正式出品され注目される。プロデューサーとしては、Cho Hyun-Hoon監督の「Jane」が第21回釜山国際映画祭でCGV Arthouse Award、主演男優賞、主演女優賞の三冠を達成。

 

【キャスト】

カンドゥ(Gang-Du):主演、造船会社の平社員ウジュ役

-The Jaduの元ベーシストで、現在は俳優として活躍

堀春菜:ヒロイン、天王寺動物園の飼育係はるな役

-インディーズ映画での主演が続く注目の若手女優

ジ・デハン(Ji Dae-Han):カンドゥの先輩デジョン役

-「オールド・ボーイ」等でおなじみの名俳優

辻凪子:リサイクル工場トラック運転手のマミ役

-映画、舞台等で人気急上昇中の大阪出身の喜劇女優

 

【背景】

プロデューサーのイ・ジョンオン氏は12年間、日韓交流コンサートの企画、日本のアーティストの韓国向けアルバム作成、韓日放送活動等を進めてきました。長い間イベントを進行しながら、両国のアーティストや関わった全ての人々が、イベントを介して暖かい友情を交わす姿をたくさん見てきました。日韓両国の文化交流の発展のために様々な方法を考えた末、「日韓の友情というテーマの下、多くの人々に感動を与えることができる音楽と映画が一つになれば、より大きな感動が伝わる」と確信して映画制作を決意しました。

 

【制作チーム】

製作:プラスウィン株式会社(大阪の音楽制作会社)、CMG Chorok Byul(ソウルのドラマ制作会社)

プロデューサー:イ・ジョンオン(CMG Chorok Byul)

日本の制作コーディネート、クラウドファンディング、販売:harakiri films(大阪のインディペンデント映画制作団体)

 

【補足】

不足している製作費及び宣伝費を募るクラウドファンディングを10月末よりMotionGallery、12月末よりIndiegogoにて実施予定。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

harakiri films  大阪市西区立売堀1-9-34-303

今井太郎

080-3157-4496  harakirifilms2014@gmail.com

日韓合作映画を作ることになりました

日韓合作映画を作ることになりました

アンニョンハセヨ。

突然ですが、日韓合作映画を作ることになりました。経緯はこんな感じです。

今年の7月にシネ・ヌーヴォさんの紹介で河瀬直美プロデュース『ひと夏のファンタジア』のチャン・ゴンジェ監督、主演のキム・セビョクさん、岩瀬亮さんがうちのAirbnbに泊まりに来られました。

そしてチャン監督から、「友達のベク・ジェホが大阪で映画撮るけど機材のレンタルの事とか詳しい?」と9月18日にFacebookでメッセージをもらったのが始まりです。

そんなご縁があってのプロジェクトなのですが、僕自身、今年はTies That Bindという国際共同制作のワークショップに参加したり、フィリピンのBradley Liew監督とSpeed, Glue & Shinkiの音楽ドキュメンタリーを一緒に撮影したり、実現はしなかったけど香港のパン・ホーチョン監督から次回作を大阪で撮りたいと打診があったり、ちょうど国際共同制作を本格的にやりたいという思惑がありました。

そんな中、この企画のプロデューサーであるイ・ジョンオンさんの熱い想いにも共感して、やるならガッツリやろうと決めたわけです。

この企画は『同じ空の下で』という日韓合作音楽映画のシリーズで、「日本人も韓国人も同じ空の下で暮らしてるんや」という気持ちが込められています。その第一弾として、今回撮影するのが『あなたの宇宙は大丈夫ですか?(仮)』という変なタイトルですが、「子供の頃に持っていた宇宙への夢はまだ持ってますか?」みたいな意味合いです。

ポスターはこの上にタイトルかな?

ポスターはこの上にタイトルかな?

 

第一弾が成功すれば、続編を大阪を中心に日本と韓国で制作していくつもりですので、これを起爆剤に大阪のインディペンデント映画制作をどんどん盛り上げていきたいと思います!

そして撮影は台風真っ只中の10月5日から始まりました。

早速日韓共同制作中の録音の杉本崇志とベク・ジェホ監督

早速日韓共同制作中の録音の杉本崇志とベク・ジェホ監督

韓国の精鋭撮影部隊。後ろに見えるのは衣装メイクの霜野由佳と日本語演出の永井和男。

韓国の精鋭撮影部隊。後ろに見えるのは衣装メイクの霜野由佳と日本語演出の永井和男。

カメラはソニーのFS-7。照明入れて撮影機材一式韓国から船で持ってきました。

カメラはソニーのFS-7。照明入れて撮影機材一式韓国から船で持ってきました。

大正駅近くをふらつく主演のカンドゥ。

大正駅近くをふらつく主演のカンドゥ。

大阪での撮影は10月28日まで続くのですが、韓国人たちを大阪に残して、僕は7日から釜山映画祭に行ってきます!実は韓国に行くのは生まれて初めてで、今月は急に韓国に急接近です。

1ヶ月で韓国語がどれだけ喋れるようになるかも試してみようかな。今は全くしゃべれません。

日韓での劇場公開を目指してクラウドファンディングももう直ぐ始めるので、応援ヨロシクお願いします!

 

harakiri films 今井太郎