4月25日にフィリピン映画『ぼくは詩の王様と暮らした』のオンライン上映会を実施します!

harakiri filmsファンの皆さま

こんばんは。

大変な状況が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

私も財政的にはかなり厳しい状況には置かれていますが、外出禁止令が続く海外の監督と新しい企画の話をZoomでしたり、助成金に応募したりと前向きに家でできる事に挑戦しています。

昨日は日本政策金融公庫とのコロナ融資の面談でした。思ったよりも多くの金額を融資してくれそうですので、皆さんもぜひ応募される事をお勧めします。ニュースを見ていると政府は何もしていないように聞こえますが、現場で頑張っている担当者は何とか困ってる人々を助けようと一生懸命仕事されています。

一方、今や全国の映画館は休館を余儀なくされ、大変な事態になってしまいました。我々映画を作る側は撮影中断や延期という選択肢がありますが、映画館は休館しても家賃や人件費等の莫大な固定費がかかるので非常に厳しい事態ではあると思います。

そんな中、ミニシアターを応援するクラウドファンディングも始まっており、私も少額ですが個人的に支援し、『見栄を張る』の作品提供もさせていただきました。

https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid

harakiri filmsが過去に製作に関わった『山本エリ「復元可能性ゼロ」と化す』、『見栄を張る』、『大観覧車』も上記ミニシアター・エイド基金の参加劇場の多くで上映させて頂きました。ミニシアターに限らず日本全国の映画館はかなり大変だとは思いますが、頑張って耐えしのいで欲しいものです。

ari_screenshot_review.png


さて、我々harakiri filmsは、現在、フィリピンとの合作映画『Purple Sun』の製作に取り組んでいるのですが、今年2月に予定していた撮影がコロナウイルスの影響で来年の1月まで延期になりました。

マニラも今は厳しい外出禁止令が出され、映画の撮影は一切できない状況なのですが、このような断絶された世界でもフィリピンとの文化交流を継続する為にも、『Purple Sun』のCarlo Enciso Catu監督の初監督作品をオンラインで無料ライブ上映する運びとなりました。


『ぼくは詩の王様と暮らした』
YouTube Live オンライン上映会

4月25日(土)19:00
日本語字幕付き、無料
@ 以下のYouTube Liveリンクにて

https://youtu.be/fB_eUW4f6Uw

又、上映後、Zoomで監督と視聴者を交えたディスカッションも開催します。


監督 Carlo Enciso Catu
2015年の初監督作『ぼくは詩の王様と暮らした』、2018年の2作目『Waiting for Sunset』が各国の映画祭で上映され世界的に注目を浴びるフィリピンの若手監督。

予告編(英語字幕)


同日の4月25日より、撮影延期になった『Purple Sun』を完成させる為のクラウドファンディングも開始します。Cinemarcheさんに早速記事を書いていただいていますので、お時間あるときにご覧ください。
https://cinemarche.net/news/purple-sun-arasuji/



まずは4月25日のオンライン上映会へぜひご参加ください。
世界中の映画祭で注目されるフィリピンのインディペンデント映画を日本語字幕付きで観るいい機会です。
そして皆様、お体にはくれぐれもお気をつけください。


harakiri films
今井太郎

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